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本日開館
Pushpamala N プシュパマラ・N
Dressing Up: Pushpamala N
Mother India, Avega ~ The Passion and The Arrival of Vasco da Gama
Presented by CHANEL Nexus Hall
セノグラファー:石田 建太朗(KIAS)
※入場は閉館の30分前まで
プシュパマラ N(1956年生)は、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に多様な分野で活動するアーティストです。彫刻家として活動を開始し、1990年代半ばから、さまざまな役柄に扮して示唆に富んだ物語を作り上げるフォト・パフォーマンスやステージド・フォトの創作を始めました。その作品は、女性像の構築や国民国家の枠組みといったテーマに取り組んでいます。プシュパマラは「現代インド美術界で最もエンターテイニングなイコノクラスト」と評され、自らをフレームに登場させ、社会問題の中心に位置づけています。そして、創造者であると同時に歴史の産物としてのアーティストの役割を探求しています。
KYOTOGRAPHIE 2025でプシュパマラは、近年テート・モダンで展示された
ハイテクなデジタル加工とは対照的に、プシュパマラのアナログで演劇的に構成された演出(ミザンセーヌ)は、その作為的なものをあえて強調させます。これにより、作品の根底にある概念的な枠組みに意識を向けさせます。彼女の実践は、視覚的言語を通して文化的・国家的記憶がどのように形成されるか鋭く考察しているのです。

Bharat Bhiksha (after Calcutta Art Studio print circa 1878–80) , 2018 © Pushpamala N

Bharat Mata © Pushpamala N

The Arrival of Vasco Da Gama (After an 1898 painting by José Veloso Salgado), 2014 © Pushpamala N
Fees 入場料
大人: ¥1,200
学生: ¥1,000 (学生証の提示をお願いします。)
会期中1回、全会場に入場できる特別パスポートチケットもございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
artist アーティスト
Pushpamala N プシュパマラ N
1956年生まれ。インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に多様な分野で活動するアーティ スト。彫刻家として活動を開始し、1990年代半ばから、様々な役柄に扮して示唆に富んだ物語を作り上げるフォト・パフォーマンスやステージド・フォトの創作を始める。その作品は、女性像の構築や国民国家の枠組みといったテーマに取り組んでいる。プシュパマラは「現代インド美術界で最もエンターテイニングなイコノクラスト」と評され、自らをフレームに登場させ、社会問題の中心に位置づけている。そして、創造者であると同時に歴史の産物としてのアーティストの役割を探求している。作品は、MoMA(ニューヨーク、2024)、テート・モダン(ロンドン、2024)、MUCEM(マルセイユ、2024)、Jimei × アルル国際写真祭(厦門、2019)、第66回ベルリン国際映画祭(2016)、ヴォルフスブルク美術館(2022)、Museum of Art and Photography(バンガロ ール、2022)、バンクーバー美術館(2019)、フォトフェスト(ヒューストン、2018)、チョビ・メラ(ダッカ、 2017)、釜山ビエンナーレ(2016)、コチ=ムジリス·ビエンナーレ(2014)などで展示。チェンナイ· フォト·ビエンナーレ2019のアーティスティック·ディレクターを務めた。
Venue 会場
京都文化博物館 別館
- 開館時間
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10:00–19:00
※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
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4月14日・21日、5月7日
- 住所
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京都市中京区三条高倉
- アクセス
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地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分