Martin Parr マーティン・パー

In collaboration with Magnum Photos

1952年、イギリスのサリー州エプソム生まれ。1994年よりマグナム・フォトに所属。もっとも個性的といえる視覚芸術のアーティストのひとりであり、写真家、映像作家、コレクターとして一時代を築いている。
ヴィヴィッドな色と難解な構図で知られるパーは、日本、アメリカ、ヨーロッパ、そして母国イギリスなど、世界各地の文化の特性を研究し、1985年以降は中国にも足繁く通っている。レジャー、消費、コミュニケーションといったテーマを辛辣な皮肉とともに長年探求している。
パーはこれまでに100冊以上の書籍を刊行し、30冊の書籍を編集。世界各地で個展やグループ展を多数開催し、ソニーワールドフォトグラフィーアワード特別功労賞(2017年)、エーリッヒ・ザロモン賞(2006年)、ボーム&メルシエ賞(2008年)など、パーのキャリアと現代写真への貢献が認められ、これまでに数多くの賞を受賞している。パーは2014年に財団を設立し、イギリスとアイルランドをテーマに作品を制作している新進気鋭の写真家や、これまで注目される機会がなかった写真家を支援している。

KYOTOGRAPHIE2025ではマスツーリズムをテーマに、長年世界中で撮影してきたユーモアたっぷりの作品に加え、開催直前に京都で撮影された新作を同時に発表する。

Athens, Acropolis, Greece,1991  © Martin Parr/Magnum Photos

Athens, Acropolis, Greece,1991 © Martin Parr/Magnum Photos

Chichén Itzá, Mexico, 2002  © Martin Parr/Magnum Photos

Chichén Itzá, Mexico, 2002 © Martin Parr/Magnum Photos

The Artificial beach inside the Ocean Dome, Miyazaki, Japan, 1996  © Martin Parr/Magnum Photos

The Artificial beach inside the Ocean Dome, Miyazaki, Japan, 1996 © Martin Parr/Magnum Photos

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