1991年、スペイン・マドリッド生まれ。ジャーナリスト、ドキュメンタリー写真家。移民、アイデンティティ、人権問題に関連するテーマの作品を多く発表している。2015年以降はヨーロッパ国境における移動のムーブメントに注目し、特に中央地中海の移民ルートに焦点を当てている。デ・フォルクスクラントやル・モンドに頻繁に寄稿しているほか、ガーディアン、タイム、BBCなど、さまざまなメディアで作品が紹介されている。近年では、世界報道写真コンテスト2023のヨーロッパ地域賞のほか、Sony World Photography Awards(ソニーワールドフォトグラフィーアワード)やTaylor Wessing Portrait Prizeなどの写真賞を受賞している。世界各地で開催される個展やグループ展に参加し、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(英国)、シドニー博物館(オーストラリア)、UICA(アメリカ)などでも作品が展示されている。
キュレーター
Almudena Javares アルムデナ・ハヴァレス
インディペンデント・キュレーター、アーティスティック・プログラマー、カルチュラル・マネージャー。パリ第8大学にて国際文化プロジェクト学修士、マドリード・コンプルテンセ大学にて文学研究学修士を取得。欧州およびラテンアメリカの各国で、様々な分野のスペースやプロジェクト、フェスティバルのアーティスティック・プログラマー、キュレーター、カルチュラル・マネージャーを務める。スペインの「Fundación Contemporánea」および「La Fábrica」(スペイン)のフェスティバル・展覧会部門ではPHotoEspañaの立ち上げに参画。「Noche de los Libros」(マドリード)や「Fête du Livre de Var」(フランス)、「Eñe Madrid Festival」、「Eñe América Festival」などのプロジェクトでコーディネーターを務めた。また、舞台美術やビジュアルアートを専門とし、優れた写真ギャラリーを持つブエノスアイレス大学文化センターのアーティスティック・プログラムのコーディネーター、スペイン文化センター(ブエノスアイレス)のカルチュラル・マネージャー、スペインにおける国際的文化交流の振興と協力推進を専門とするスペイン国際開発協力庁の文化・科学交流理事会委員などを歴任。文化、ジェンダー、人権を専門とする様々な非政府組織にも関与している。フリーランスのキュレーターとしても、スペイン、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリ、ペルーなど各国において、写真、アート、パフォーミングアーツ、文学に関連する様々なプロジェクトに参画してきた。現在は博物館学および博物館学芸員の分野に深く関わっている。