ポートフォリオレビュー
KYOTOGRAPHIE International Portfolio Review 2024
Supported by Fujifilm
今年で第9回目となるインターナショナル・ポートフォリオレビューは、写真業界のプロフェッショナルと写真家たちの出会いの場です。
キュレーターやギャラリスト、フォトフェスティバルのディレクターや写真集の編集者など、国内外の写真業界の第一人者たちが一堂に集い、さらに国内現代アート業界からもレビュアーを招聘。多様化する写真の表現に対応した機会を作ります。
コロナ禍の影響から実質的に解放された2023年は、3日間で8カ国(日本、中国、韓国、英国、フランス、ベルギー、イタリア、スペイン)から21名(20組)のレビュアーを招聘し、6カ国(日本、中国、韓国、台湾、フランス、ロシア)から64名(63組)の写真家が参加しました。参加者たちは、世界的なアワードの受賞、国内外のギャラリーでの展示、誌面や電子版での掲載、写真集の販路獲得など、着実にチャンスを掴んでいます。世界のスペシャリストたちとの出会いは、見識が広がる、自己の新たな一面を見出すなど、今後の制作活動に有益な何かを得られる機会となるでしょう。
また、毎年開催している本イベントは、充実したアワードを2種ご用意していおり、様々な写真業界の方からも注目をいただいています。
飛躍を目指す写真家、変化を求めている写真家にとって、またとない機会になることを願っています。
プロフェッショナルかアマチュアか、国籍、年齢など、一切問いません。みなさんの参加をお待ちしています。
- 開催日時
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2024.4.12(金) – 14(日) | 10:00 – 18:00
- 応募締切
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Portfolio Review 2024の応募を締め切りました。ご応募誠にありがとうございました。
2024年3月31日 23:59 (日本時間)
*例年、ご応募を多くいただきまして、誠にありがとうございます。ただ、想定数よりも応募が大幅に超えた場合は、申し込み締め切り日よりも早めに締め切らせていただく場合がございます。できるだけ早めのご応募を強くお勧めいたします。
下記「基本情報」以降の項目をよくお読みの上、ご応募ください。
レビューアー
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フランソワ・エベル
キュレーター
(English/French)
フランソワ・エベル
キュレーター
(English/French)
1958年生まれ。世界五大陸で1000展以上の展覧会を開催、書籍の出版、教育プログラム、スライドショーやライブショーを実施するプロデューサー兼キュレーター。42年間に渡り写真家とのプロジェクトに携わる。マーティン・パー、ナン・ゴールディン、JR、ロベール・ドアノー、ワン・チンソン、ポール・グラハム、レイモン・ドゥパルドン、アニー・リーボヴィッツ、セバスチャン・サルガド、ハリー・グリエール、アルフレッド・ジャー、ザネレ・ムホリ、アンリ・カルティエ=ブレッソンをはじめとする、今や名だたる写真家たちの駆け出しの頃のコラボレーターであり、デジタル写真を初期段階から牽引してきた。エベルは、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団のディレクター(2017–2022年)、Month of Photography of Greater Parisの創設者兼ディレクター(2017年4月)、ボローニャのビエンナーレFoto/Industriaのアートディレクター兼共同創設者(2013・2015・2017年)、ニューヨークのFIAFギャラリーでの「French Protocol」プログラムのアートディレクター(2015–2018年)を務めた。また、アルル国際写真フェスティバルの元ディレークター(1986・1987・2001–2014年)、北京(2010・2013年)とニューデリー(2010・2011年)の写真祭の共同創設者兼アドバイザー、コービスの元副社長(2000–2001年)、マグナム・フォトの元ディレクター(1987–2000年)、FNACストアギャラリーの元ディレクター(1983–1985年)でもある。現在Retail and Connexions(フランス国鉄SNCFの子会社)の理事。
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チアゴ・ノゲイラ
ZUM photography magazine 編集長
(English/French)
チアゴ・ノゲイラ
ZUM photography magazine 編集長
(English/French)
チアゴ・ノゲイラ(サンパウロ/ブラジル 1976年生)はモレイラ・サレス研究所の写真部長で、ZUM photography magazineの編集長。手がけてきた展示や図録に、クラウディア・アンドゥハル「ヤノマミ」(2018-2022)、ウィリアム・エグルストン「American Color」(2015)「Body Against Body: the battle of images from photography to live streaming」(2017)、マウロ・レスティフ「São Paulo, Beyond Reach」(2014)などがある。他にも『Aperture magazine』のサンパウロ市特集号(2014)の編集や、2014年のブラジルワールドカップのOffsideプロジェクトをMagnumと共同キュレーションを行った。2019年にハッセルブラッド国際写真賞の審査員長も務める。モレイラ・サレス財団にて2022年に開催された、森山大道の大規模個展である「Daido Moriyama: a retrospective」展を手がけた。
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高橋朗
PGIディレクター
(Japanese)
高橋朗
PGIディレクター
(Japanese)
1976年千葉県生まれ。早稲田大学第二文学部にて平木収氏に師事。在学中、東川町国際写真フェスティバルにボランティアスタッフとして参加。在学中より、PGIにて写真の保存・展示に関する業務に携わる。2003~2010年まで同フェスティバル現場制作指導/アシスタントディレクターを務める。2010年からPGIのディレクターとして展覧会の企画運営を担当。石元泰博、川田喜久治など戦後日本写真を代表する写真家の展覧会などを手がける。また、若い才能を発掘することにも重きを置いている。
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ソン・ヒョンジョン
ソウル市立写真美術館 学芸員
(English/Korean)
ソン・ヒョンジョン
ソウル市立写真美術館 学芸員
(English/Korean)
ソウルを拠点とするキュレーター。ソウル美術館内に韓国初の公立写真センターを設立する為、2016年より主に韓国内の写真コレクションや研究を行う。写真媒体を介した現代美術的な表現や、特に写真や芸術の主流から疎外されてきた作品や作家たちに焦点を当てている。
最近では、2022年ソウル美術館写真センターの開館前企画でおこなわれた The Printed World 展をキュレーション。2012年大邱国際写真祭にてPhotographics 展、2013年から2015年にはソウル写真祭での Portraits of our time 1883~2013展(2013)、 The Birth of Seoul’s Visual Space: Hanseong, Gyeongseong, Seoul 展(2014)、The Photographers in the Library 展(2015)にてコーディネーターとキュレーターを務めた。また韓国の現代美術書出版社であるIANNBOOKSにて編集マネージャーも務めている。 -
クロチルド・モレット
ヨーロッパ写真美術館 アーティスティックディレクター
(English/French)
クロチルド・モレット
ヨーロッパ写真美術館 アーティスティックディレクター
(English/French)
パリのヨーロッパ写真美術館(MEP)のアーティスティック・ディレクター。展示やイベントの企画・運営、また新進気鋭の才能に焦点を当てたMEPの展示スペース「The Studio」のキュレーションも担当。
近年手がけたMEPでのプロジェクトに、サミュエル・フォッソの大規模な回顧展、リネケ・ダイクストラ「I See You」展、ヴィヴィアン・サッセンの回顧展「Phosphor: Art and Fashion」(KYOTOGRAPHIE2024に巡回)などがあり、これらの展示は世界各国に巡回している。現在はMEPで開催する映画、写真、エコロジーに関する大規模なテーマ展を準備中。評論家やキュレーターとしてもインディペンデントに活動し、文学的なストーリーと歴史的・現代的なアートとの関係に関心を寄せている。近日中に創刊される雑誌LEONORAの創刊編集者も務めている。 -
内海潤也
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館学芸員
(Japanese/English)
内海潤也
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館学芸員
(Japanese/English)
1990年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了。黄金町エリアマネジメントセンターキュレーターを経て、現在は公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館学芸員。ジェンダーに関心を寄せ、日本と東南アジアの現代美術を調査・研究しながら、展示企画、執筆などを行う。
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後藤由美
インディペンデントキュレーター
(Japanese/English)
後藤由美
インディペンデントキュレーター
(Japanese/English)
東京を拠点に活動するインディペンデントキュレーター。写真に関する包括的なプロデュース、キュレーション、写真編集、出版、リサーチ、コンサルティング、教育、人材育成などを手がける。主なテーマは紛争、現代社会問題、人権侵害、女性問題など。人道支援・人権擁護団体向けの写真キャンペーンや出版、国際的な写真賞、フォトフェスティバル、イベントの審査、ノミネーション、キュレーション、プロデュースなどを手がける。また、「リマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールド」(RPS)の共同運営者でありキュレーターとして、写真に関連した多目的な活動を展開している。さらに、2020年には「RPS京都分室パプロル」を設立し、活動している。
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太田睦子
IMAエディトリアル・ディレクター
(Japanese)
太田睦子
IMAエディトリアル・ディレクター
(Japanese)
1968年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、サントリー広報部、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などでアート、写真、文学、旅、ライフスタイル、食などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者として、雑誌や単行本の編集、アートプロジェクト、美術館のカタログ制作などに携わる。2012年にアート写真雑誌『IMA』を創刊。エディトリアルディレクターとして、雑誌・写真集・展覧会を手がけるほか、東京・天王洲の『IMA gallery』も運営。浅間国際フォトフェスティバルのエキシビションディレクターも務める。
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ソフィ・トンプソン
テムズ・アンド・ハドソン(ロンドン)CEO
(English)
ソフィ・トンプソン
テムズ・アンド・ハドソン(ロンドン)CEO
(English)
フラマリオン社の挿絵本部門を15年間率いるなど、パリの出版業界に長らく身を置き、2013年にテムズ&ハドソンの出版ディレクターとして従事、2019年にCEO兼出版者に就任。年間200以上の新刊を監修し、ニューヨークのテムズ&ハドソン社、およびオーストラリア、フランス、シンガポール、香港の子会社を通じてプログラムの販売と流通を行う。T&Hでの任期中、彼女はT&H博物館出版部門を創設し、大英博物館、V&A、香港のM+、カタール博物館とのパートナーシップを確立し、T&Hの写真リストにより多くの注目を集めることに貢献した。T&Hの最近の写真分野での出版物には、ウィリアム・クライン、ソール・ライター、デボラ・タービル、クリス・キリップのモノグラフ、森山大道の『記録』全2巻、および重要な研究書籍『烏鴉と赤口紅:1945年以降の日本写真』や『女性写真家の世界史』がある。
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ニコラ・ジムネ
ル・モンド写真部門ディレクター
(English/French)
ニコラ・ジムネ
ル・モンド写真部門ディレクター
(English/French)
1999年から2004年にかけては国際写真ジャーナリズムフェスティバル「Visa pour l'Image」にて勤めた。ル・モンドが写真界において重要な位置に立ち始めた2005年から国内写真部門の編集者となり、2008年には写真部門の部長となった。ル・モンドは現在フランス語圏の報道機関における三大写真ジャーナリズム・プロデューサーの一つとして知られている。
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ジョン・エイナルセン
京都ジャーナル創刊編集者
(English)
ジョン・エイナルセン
京都ジャーナル創刊編集者
(English)
ジョン・アイナーセンは、Miksang Contemplative Photographyの創始者マイケル・ウッドとそのパートナー、ジュリー・デュボーズとともに10年以上にわたって「見る・観る」ことを学び続けてきた。2023年3月、TEDxKyotoのメインスピーカーに選ばれ、写真に関する講演を行う。日本やルクセンブルグでMiksang /ミクサンのワークショップを開催している。
写真集も出版しているが、主なものに「Kyoto: The Forest Within the Gate」(エディス・シファートらと共著、2010年)、「Small Buildings of Kyoto Vol. I & II」(2016年、2017年)、「Zen Gardens and Temples of Kyoto」(ジョン・ドゥーギルと共著、2017年)、「Curtain Motif」(2019年)、「The Spirit of Shizen」(写真、2022年)、「This Very Moment」(2022年)などがある。
アイナーセンは、1986年に他のアーティストや作家と始めた「京都ジャーナル」の創刊編集者でもあり、2013年から2015年まではジャパンタイムズのアドバイザーも務め、2013年には文化庁長官賞を受賞した。 -
エリック・カーセンティ
Fisheye編集長
(English/French)
エリック・カーセンティ
Fisheye編集長
(English/French)
1985年にアルル国立高等写真学校を卒業した後、パリの写真展を主催する協会であるパリ オーディオビジュアルでプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを始めた(1985〜1989年)。その後、1989年〜2007年に報道写真家向けの代理店で編集長として働いた。2007年にはいくつかの編集部で写真編集者として働き、2007年〜2008年にパリ情報職業大学院で編集秘書としての訓練を受けた。2008年から2014年までさまざまな雑誌や地方自治体でこの職に就き、編集長としてFisheye編集チームに加わった。2024年1月からは、美術アカデミーの写真部門の特派員も務めている。
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ミカエル・ファニゲッティ
Aperture誌編集長
(English/French)
ミカエル・ファニゲッティ
Aperture誌編集長
(English/French)
Aperture誌の書籍部門、デジタルパブリッシングの編集長。また、同団体の国際巡回展示会のキュレーションも行っており、ヴォルフガング・ティルマンス、ティルダ・スウィントン、アレック・ソスらと特別プロジェクトを企画している。
2013年に雑誌の再創刊と再概念化を企画し、2018年に全米雑誌賞一般優秀賞を受賞した。ゲスト編集者のサラ・ルイスとともに、『Aperture』2016年夏号の「Vision & Justice」でクリティカル・ライティングとリサーチに対して国際写真センター・インフィニティ賞を受賞した。現在はコロンビア大学の客員評論家、ハートフォード大学のMFAプログラム、およびスクール オブ ビジュアル アーツのメンタープログラムの参加者でもある。著作はFrieze、Bookforum、Apertureなどの出版物に掲載されている。アメリカ雑誌編集者協会の会員であり、多くの国際的なフェスティバルや機関でゲスト評論家や講演者を務めている。 -
アン・クレルグ
アンヌ・クレルグギャラリーオーナー、キュレーター
(English/French)
アン・クレルグ
アンヌ・クレルグギャラリーオーナー、キュレーター
(English/French)
アンヌ・クレルグは、フランスのアルルを拠点とするギャラリーのオーナー兼、キュレーター。アンヌ・クレルグ・ギャラリーでは、2014年以降、写真と現代アートを専門に取扱い、展示している。彼女は「アトリエ・ルシアン・クレルグ」の責任者でもあり、写真家のすべてのアーカイブを管理し、すべてのプロジェクトを指揮。また、ルシアン・クレルグの人生についての講演も行う。
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ナタリー・シャピュイ
アトリエEXB共同ディレクター
(English/French)
ナタリー・シャピュイ
アトリエEXB共同ディレクター
(English/French)
ナタリー・シャピュイ(美術史博士)は、フランスの出版社「アトリエEXB」の共同ディレクターであり、その創業者グザヴィエ・バラルと10年にもわたり協働。シャピュイはパリのポンピドゥー・センターやル・バル、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団をはじめとし、オランダ写真美術館、ロサンゼルス現代美術館など名だたる世界中の写真芸術の殿堂とともに数々の書籍を出版してきた実績を持つ。直近の出版に、ソフィー・カル著『Picalso』(ピカソ美術館との共同出版 パリ)、マリー・ガドネイ著『Laboratories / Observatories』(ポンピドゥーセンターとの共同出版 パリ)、ルーカス・ホフマン著 『Strassenbilder』、『Seed Stories』 (フランス国立自然史博物館との共同出版 パリ)などがある。「Petit précipité subjectif d'une histoire des graines」(サン・キャトル・アートセンター パリ 2022) のキュレーションや、写真集『Des Oiseaux』シリーズを元に企画された展示(トゥルーズ、ブリュッセル、ランズクルーナ、ブレダに巡回)の共同キュレーションも行った。KYOTOGRAPHIE 2024『種子は語る』展キュレーター。
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村上仁一
雑誌「写真」編集長
(Japanese)
村上仁一
雑誌「写真」編集長
(Japanese)
1977年、東京生まれ。第16回写真「ひとつぼ展」グランプリ、第5回 ビジュアルアーツフォトアワード大賞を受賞。写真集『雲隠れ温泉行き』『地下鉄日記』を出版。2008年から2021年まで雑誌『日本カメラ』の編集部に在籍。写真家の作品集、著書の編集にも携わる。2021年、合同会社PCTを立ち上げ、webサイトPhoto&Culture,Tokyoの運営、2022年1月に創刊した新雑誌 『写真(Sha Shin)』 の編集長を務める。
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片岡英子
ニューズウィーク日本版フォトエディター
(Japanese/English)
片岡英子
ニューズウィーク日本版フォトエディター
(Japanese/English)
2004年『Newsweek日本版』に写真で世界を伝える連載「Picture Power」を新設し、通算900回を越え、今年で連載開始から20周年を迎える。World Press Photo Contestのアジア地域審査員長と最終審査員(2012、2014、2023)、Sony World Photography Awardsの最終審査員(2022)、写真集『A Day in the World』(米、スウェーデン、スペインなど6カ国、2012)の共同編集などに携わり、FotoFest(米)、New York Portfolio Review(米)、Visa pour l'Image(仏)、Hamburg Portfolio Review(独)など、国内外のポートフォリオ・レビューからレビュワーとして継続的に招聘されている。東京工芸大学芸術学部非常勤講師。Miiraii Creativeファウンダー/ディレクター。
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河内タカ
便利堂 海外事業部ディレクター
(Japanese/English)
河内タカ
便利堂 海外事業部ディレクター
(Japanese/English)
高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジに留学。NYに拠点を移し展覧会のキュレーションや写真集を数多く手がけ、2011年長年に及ぶ米国生活を終え帰国。2016年に海外での体験をもとにアートや写真のことを書き綴った著書『アートの入り口 アメリカ編』と続編となる『ヨーロッパ編』(共に太田出版)、さらに2019年には『芸術家たち 1』、その続編となる『芸術家たち 2』(共にアカツキプレス)を2020年に刊行した。現在は創業134年を迎えた京都便利堂にて写真の古典技法であるコロタイプの普及を目指した様々なプロジェクトに携わっている。
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姫野希美
赤々舎代表取締役・ディレクター
(Japanese)
姫野希美
赤々舎代表取締役・ディレクター
(Japanese)
2006年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に250冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。
2018年より大阪芸術大学教授。 -
綾智佳
The Third Gallery Aya代表
日本芸術写真協会理事
大阪国際メディア図書館理事(Japanese)
綾智佳
The Third Gallery Aya代表
日本芸術写真協会理事
大阪国際メディア図書館理事(Japanese)
大阪生まれ。 1996年The Third Gallery Aya 設立、ギャラリーオーナーディレクター。 ギャラリーは石内都展でオープンし、写真及び現代美術を取り扱う。2019年はギャラリーでの展示の他、取り扱い作家、岡上淑子のフォトコラージュ「沈黙の奇蹟」展(東京都庭園美術館)の開催や、山沢栄子の生誕120年を記念した「私の現代」展(西宮市大谷記念美術館、東京都写真美術館)を開催。 1997年、「6Works+6Artists しごと- 作家/写真家であることを選んで」にて6人の作家、秋岡美帆、石内都、児玉房子、永原ゆり、松尾弘子、松本路子氏のインタビュービデオを制作。 2002年、作家による雑誌『写場写場』を監修、2005 年に最終号を刊行した。 2007年、「Comical&Cynical – 韓国と日本の現代写真」を企画、翌年韓国にも巡回。
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ジョアナ・ラック
ガーディアン紙写真部門副責任者
(English)
ジョアナ・ラック
ガーディアン紙写真部門副責任者
(English)
ガーディアン紙の写真部門副責任者。20年以上に渡って、報道写真に携わり、特に政治、紛争、人道危機などに関する重要な問題に取り組む。
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深井佐和子
インディペンデント・キュレーター
エディター(Japanese/English)
深井佐和子
インディペンデント・キュレーター
エディター(Japanese/English)
1981年東京生。上智大学文学部卒業後、2008-2018年まで東京でギャラリーディレクター及び編集者として勤務し独立。2014 よりロンドン及びアムステルダムに在住し、ヨーロッパの美術館、アートフェア、出版社とともにアートや編集のプロジェクトを多数手がける。現在は東京に拠点を置き、国内外のクライアントと共にブランディングや編集プロダクションを行う傍ら、国際交流企画、都市とアートについての研究プロジェクトを主催するなど、様々なアートプロジェクトに関わっている。2018年よりTOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHプロデューサーを務める。
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木村浩
株式会社サンエムカラー クリエイティブディレクター
(Japanese)
木村浩
株式会社サンエムカラー クリエイティブディレクター
(Japanese)
株式会社サンエムカラー クリエイティブディレクター。
過去には木村伊兵衛賞受賞本や造本装幀コンクールの受賞作品制作に多数携わる。
近年は写真集や作品集の印刷造本設計に加えて、京都で開催されているArt Collaboration Kyoto(ACK)やAMBIENT KYOTOなどの広報物全般への技術協賛も積極的に行っている。
また、自社プリンターを使用して若手を中心としたフォトグラファー・ペインター・ピクセルアーティスト・グラフィックデザイナーなどの現代アート作品制作プロジェクトやギャラリーや芸術団体と協業して自社ECサイトで写真集・作品集・アート作品販売を行う企画など多数の社内プロジェクトを進行中。 -
椿玲子
森美術館キュレーター
(Japanese/English/French)
椿玲子
森美術館キュレーター
(Japanese/English/French)
2002年より同館所属。森美術館では、「医学と芸術」(2010)、「宇宙と芸術」(2016)(2017シンガポール、アートサイエンス・ミュージアムに巡回)、「レアンドロ・エルリッヒ」 (2017)、「六本木クロッシング2019」(2019)、「STARS」(2020)、「私たちのエコロジー」(2023)などを企画。小企画では、ホー・ツーニェン、タラ・マダニ、カミーユ・アンロ、高田冬彦、シプリアン・ガイヤール、ツァオ・フェイ、山内祥太などを紹介、「MAMリサーチ006:クロニクル京都1990s」(2018)を企画。現在、9月開催の「ルイーズ・ブルジョワ」を準備中。美術館外でも「隠喩としての宇宙」(京都、2012)、「Duality of Existence: Post Fukushima」(NY、2014)、「Body、Love、Gender」(Seoul、2023)などを企画。成安造形大学客員教授(2013-2014)、青山学院大学非常勤講師(2019-2023)の他、執筆・講演・企画も行う。
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イズルト・チェハタ
出版社アトリエ「EXB/エディション・グザビエ・バラル」展示担当
(English/French)
イズルト・チェハタ
出版社アトリエ「EXB/エディション・グザビエ・バラル」展示担当
(English/French)
フランスのエコール・デュ・ルーヴルで現代美術と写真を専攻し、その後ミュゼオロジーの修士号を取得。2007年から2012年まで、ニューヨークのアパーチャー財団で教育活動や企業提携などを担当。パリに戻った後、彼女は出版社アトリエ「EXB/エディション・グザビエ・バラル」に加わり、現在は『Seed stories』展や『Des oiseaux』展を含む巡回展示、またそれらを今後の展開へと繋げる役割も担当している。
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マリー・スマラ
ル・モンド紙フォト・エディター
(English/French)
マリー・スマラ
ル・モンド紙フォト・エディター
(English/French)
1980年ペルピニャン生まれ。2011年よりル・モンド紙フォト・エディター。
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ロンロン+インリ
写真家
三影堂撮影芸術中心(北京・厦門)創設者
ジメイx アルル国際写真祭 発起人(Japanese/Chinese)
ロンロン+インリ
写真家
三影堂撮影芸術中心(北京・厦門)創設者
ジメイx アルル国際写真祭 発起人(Japanese/Chinese)
中国写真芸術の先駆者である榮榮(1968年生)と、日本人写真家の映里(1973年生)は2000年より、「榮榮&映里」として北京で共同制作を開始。中国における写真表現のけん引役を担っている。
2007年、中国・北京の草場地に中国初となる写真専門の現代写真センター「三影堂撮影芸術中心」を設立。中国における現代写真芸術の発掘、普及、発展のためのプラットフォームとなることを目指し、年間を通して様々な展覧会やプログラムを行っている。
2012年から2014年にかけ、新潟の原始の自然の中で圧倒的な水の生命環に影響を受け《妻有物語》を制作して以来、「生命の水」の存在が創作の根底に流れているという。
2015年には京都に移住。歴史、文化、風土が複合し重層的な景観を生み出してきた千年の都「京都」の文化的景観の根底に、水循環が深く影響していることに着想を受け生まれた新作《即非京都》を発表する。 -
おおうちおさむ
アートディレクター・グラフィックデザイナー / nano nano graphics
(Japanese)
おおうちおさむ
アートディレクター・グラフィックデザイナー / nano nano graphics
(Japanese)
1971年生まれ、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒。故・田中一光に師事し、2003年7月7日に有限会社ナノナノグラフィックスを設立。平面と空間の相乗効果を創作の軸に置き、グラフィックからスペースデザインまでの一貫したディレクションを手法とし、幅広い分野で活動を展開。国内外の展覧会デザインなどを手がけている。
2021年8月千葉市初の芸術祭『千の葉の芸術祭 CHIBAFOTO』のアートディレクター+セノグラファーを務める。
2022年1月に長野県松本市において『マツモト建築芸術祭』を自身で立ち上げ、総合ディレクターを務める。 -
ジョン&マスミ・ホンマ・オダンネル
Atelier VGI共同創設者
(Japanese/English)
ジョン&マスミ・ホンマ・オダンネル
Atelier VGI共同創設者
(Japanese/English)
ジョン&マスミ・ホンマ・オダンネルは、ニューヨークのマンハッタン中心部に位置するファインアート写真集出版社、Atelier VGIの共同創設者。ジョンは、40年以上に渡りメディアやファインアートの制作、創作、販路の流通を開拓し、プライベート投資家に対しての関連市場の助言も行ってきた。マスミは、ビデオレーベルやグラフィックノベルの出版社としての様々な幹部職で25年以上の経験を持ち、数百万単位のユニットを販売した。
Atelier VGIでは、ジョンが世界中から優れた写真家を発掘し、美術館収蔵に向けての限定版写真集を制作する責任を担う。マスミは特に買収交渉、製作予算、および全ての財務業務を担当している。彼らはAtelier VGIにおける全ての買収に関する最終決定者としている。 -
伊藤貴弘
東京都写真美術館学芸員
(Japanese)
伊藤貴弘
東京都写真美術館学芸員
(Japanese)
東京都写真美術館学芸員。1986年東京生まれ。2013年より東京都写真美術館に学芸員として勤務。主な企画展に「即興 ホンマタカシ」展、「松江泰治 マキエタCC」展、「琉球弧の写真」展、「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」展、「小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol. 15」展、「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」展、「いま、ここにいる―平成をスクロールする 春期」展など。女子美術大学非常勤講師。
KYOTOGRAPHIE International Portfolio Review Awards 2024
今年のポートフォリオレビューでは二つのアワードをご用意しています。
ご応募いただいたポートフォリオの情報をもとに審査員による選考を経て各賞を決定し、4月14日のアワードセレモニーにて発表いたします。
Fujifilm Award
富士フイルムによる選考を行い、最優秀者1名に賞品をお贈りします。
賞品:富士フイルムグループが運営するプロラボサービス『クリエイト』で使える10万円分のクーポン券
*クリエイト銀座本店、もしくはネットでのご注文時に使用可能
Ruinart Japan Award
審査員による選考を行い最優秀者1名を選出します。
受賞者は世界最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナールが運営するアーティスト・イン・レジデンスのプログラムに招聘されます。フランスのシャンパーニュ地方にあるルイナールのメゾンに滞在し、その体験を基に新しい写真作品シリーズを制作します。その作品は2025年のKYOTOGRAPHIEのメインプログラムの一つとして展示されます。
KYOTOGRAPHIE 2024 受賞セレモニー
会場:京都芸術センター2F 講堂
日時:2024年4月14日(日)18:30-20:30(受付18:00-)
参加方法:ポートフォリオレビュー参加者に向けて、後日セレモニー参加用のフォームをお送りいたしますので、そのページからお申し込みください。
■ポートフォリオレビュー
Fujifilm Award
Ruinart Japan Award
■ KG+
KG+SELECT Award 2024
概要
- 日時
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2023.4.12(金) – 14(日) | 10:00 – 18:00
- 申込費
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一律 ¥1,000
- 参加費 *KYOTOGRAPHIE パスポートチケット付き
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3レビュー: ¥25,000
5レビュー:¥40,000
- 参加費(学割) *KYOTOGRAPHIE パスポートチケット付き
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3レビュー: ¥20,000
5レビュー:¥30,000
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*1レビューあたり20分
*レビュー参加者にはレビュー日に会場受付にてKYOTOGRAPHIE 2024のパスポートチケット(メイン会場に各1回ずつ入場可)をお渡しします
- 応募締め切り
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2024年3月31日 23:59 (日本時間)
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*ポートフォリオレビューに関する問い合わせは portfolio.review@kyotographie.jp まで。
*会場へのお電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
レビューについて
1対1で行われる20分間のレビューと10分間のインターバルとで構成されます。応募時に提出された作品を審査の上、応募者の希望を元にKYOTOGRAPHIEが推薦するレビュアーが割り当てさせていただきます(3レビューを希望した場合は最低1人、5レビューを希望した場合は最低2人のレビュアーが割り当てられます)。
レビュー参加者には4/12 - 4/14の全日に渡ってレビュー会場に来ていただくことを参加の前提条件とさせていただきます。
レビュアーによって参加できる日時が異なります。最善を尽くしますが、すべてのご希望にはお応えできないことを予めご了承ください。
(やむを得ず参加できない日がある場合は応募フォームにご記入ください)
通訳を必要とする方は、基本的にはご自身で通訳者をご用意、ご同伴くださるようお願いいたします。また、なるべくレビュアーの使用言語でプレゼンできるよう準備されることを推奨します。
あくまでサポートツールとして、KYOTOGRAPHIE側でも数名の通訳者(ボランティア)をご用意します。
*当日の状況により必要な方全員に付けられるかについては保証しかねます。
*通訳者とのご自身の作品の事前共有・レビュー前の打ち合わせなどのアレンジは致しかねます。
上記条件をご確認の上、KYOTOGRAPHIE側での通訳を希望される方は、応募フォームに通訳希望有無の項目がありますのでご記入ください。
レビュー応募申し込みの流れ
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ウェブ上のエントリーフォームに必要事項と応募用写真を入力し、申し込み料(一律1,000円)をお支払いいただきます。
応募締め切りは日本時間の2024年3月31日23:59です。
- 応募締め切り終了後、レビュー参加のための事前審査をKYOTOGRAPHIEチームで行います。
- 本エントリーにて、2つのアワード(Fujifilm Award 及びRuinart Japan Award)の審査も同時に行われます。
- 事前審査の通過可否はできるだけ早くお知らせをいたします。また審査通過者にはレビュー費用を期日までにお支払いいただく連絡もいたします。
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レビュー費用をお支払い確認後、希望レビュアーとのスケジュールを確定し、お知らせいたします。
なお、レビュアーによってレビュー数が異なります。最善は尽くしますが、すべてのご希望にはお応えできないことを予めご了承ください。
(3レビューを希望した場合は最低1人、5レビューを希望した場合は最低2人のレビュアーが割り当てられます。)