写真家向けプログラム
KYOTOGRAPHIEではアマチュアやプロの写真家のための教育プログラムをご用意しています
展示アーティストとKYOTOGRAPHIEのコラボレーションによって企画されたマスタークラスや、写真家たちが作品を持ち寄り建設的な意見を得る機会であるポートフォリオレビューを開催しています。
マスタークラス
KYOTOGRAPHIEでは写真を撮る人だけでなく、写真をみる人、写真を考える人が、専門家=Masterから学ぶ機会を提供しています。全てのマスタークラスは有料、事前申込が必要です。お問い合わせ、お申し込みはmasterclass@kyotographie.jp まで。
タイポロジーへのアプローチ
このマスタークラスでは写真表現方法のひとつであるTypology = 類型学について学びます。類型学とは多様な主題をなんらかの理論的共通項に基づいて分類する学術的な方法論。受講者は写真表現におけるタイポロジーの効果的な適用法と、その結果辿り着くことができる説得力のあるナラティブやスタイルについて学びます。
- 日時
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4月14日(日)
11時〜12時 ギャラリーツアー
14時〜19時 タイポロジーのマスタークラス
- 会場
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ギャラリーツアー:京都アートセンター
タイポロジーのマスタークラス:黒竹万蔵ビル2階
- 参加費
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15,000円
コレクティブで活動するということ
写真家集団Tendance Floueを共同運営するアルドゥアンと、同僚で現在ヴィラ九条山で滞在制作中のアラン・ヴィロームを迎えるこのセミナースタイルのマスタークラスでは、志を共にする写真家同士でエージェンシーを結成し、視覚芸術のクリエイティブ産業で活動するために必要なビジョンやコンセプトの構築、チーム編成と協働プロジェクトの企画、資金運用、コンテンツの制作、マーケティング、ブランディングなどについて学びます。
- 日時
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4月20日(土)18時〜20時
- 会場
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関西日仏学館 1階 稲畑ホール
- 参加費
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1,000円
写真的変身
ヴィヴィアン・サッセンは、個人的なプロジェクトからエディトリアル、コマーシャルなど、様々な仕事を行き来するアーティストです。独特に抽象化された人体イメージや、強烈な光のもとでの幾何学的で大胆な色使い、写真にさまざまな加工を施した多面的な作品などで知られる彼女は「政治的、社会的、感情的だけでなく、個人的な観点も含めた多くの目線から写真を判断する必要があります」と述べています。このマスタークラスで受講者は手作業によるアナログ的な写真プリントの加工などを通して実験的な表現方法を学びます。
- 日時
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4月21日(日)10時〜17時
- 会場
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京都新聞社 7階第8会議室
- 参加費
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30,000円