『KG＋SELECT 10 YEARS, 10 ARTISTS』刊行記念クロストーク#1
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Speakers Speakers

• 森田具海（KG＋ AWARD 2017 Winner）

  

  1994年京都生まれ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科修 士課程先端藝術表現専攻 修了。2019年、水俣のまちに拠点を移して暮らしながら、水俣湾の埋立地や入江、岬の風景などを記録 しつづけている。主な展覧会に、KG＋ 2017「2つの川」（元・淳風 小学校 京都 2017）、KYOTOGRAPHIE 2018「Sanrizuka – Then and Now –」（堀川御池ギャラリー、京都 2018）、「Kyoto Art for Tomorrow 2020 ―京都府新鋭選抜展 ―」（京都文化博物館、京 都 2020）「とある窓」（Studio 04、東京 2023）、「琵琶湖と水俣湾祈りの光景 」（湖北観光情報センター旧四居家住宅、滋賀2024） 、「ここで眺める、水俣」（つなぎ美術館、熊本2024）、「ここで眺める、水俣そして能登」（Studio 04、東京 2025）などがある。

• 顧 剣亨（KG＋ AWARD 2018 Winner）

  

  1994年京都生まれ、上海育ち。京都芸術大学（元京都造形芸術大学）現代美術・写真コース卒業。大学在学中にフランス・アルル国立高等写真美術学校へ留学。現在、京都を拠点に活動中。主な個展にKYOTOGRAPHIE 2019「15972 Sampling」（Sfera 2019）、「A PART OF THERE IS HERE」（YUKIMOMIZUTANI GALLERY 2021）、「Aperto18: 陰 / 残像 Intervals of the afterimage」（金沢21世紀美術館 2023）、「Dimensions Unseen」（Yumiko Chiba Associates 2024）等。

• 劉 星佑（KG＋SELECT Award 2024 Winner/ KYOTOGRAPHIE 2025 アーティスト）

  

  1985年台湾・高雄生まれ。国立高雄師範大学で修士号を取得。 作品は、農業、生態系、そしてジェンダーの平等を中心に据えてい る。劉にとって、写真とは創造の手段でありながら、参加型の媒体でもあり、これらの諸課題に人々が触れる場面で、思慮深さと遊び心の両面を持って寄与する役割を持ち合わせている。
  アーティストとしてだけでなく、美術評論家やキュレーター、そしてアートコレクティブ「Walking Grass Agriculture」の創設者としても活動するなかで、多様な観客とかかわることを恐れず、既存の視点に挑戦し、さまざまなメディアの独自性を巧みに引き出そうとしている。2018年、Global Gender Impact Awardsにノミネートされ、 同年、台北芸術賞、台北国際写真芸術賞、台北芸術自由賞なども受賞し、ポンピドゥー・センターで開催された「Cosmopolis #2: Rethinking the Human（コスモポリス #2:人間再考）」に参加した。