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街は誰のものか?

要予約

2025.4.19
10:30―17:30

TIME'S 3階

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©︎Sarah Huebscher

都市の変化と共に、公共空間と私的空間、地元住民と訪問者、保存と進歩の間に生まれる緊張が高まっています。誰が都市を形づくるのか?誰がこの都市をホームと呼ぶのか?

このマスタークラスでは、デュッセルドルフを拠点に活動するアーティスト・カティア・ストゥーケとオリバー・ジーバー(2015年KYOTOGRAPHIE展示アーティスト)が、写真、音、映像を通じて都市のアイデンティティを探求する旅へと誘います。実践的な制作を通じて、参加者は都市生活を形成する隠れた力を明らかにする多層的な物語をつくり上げていきます。

ストゥーケとジーバーの最新の写真集『La Ville Invisible(見えない都市)』では、都市の所有権と公共性に関する問題を掘り下げています。KYOTOGRAPHIE 2025のテーマ「HUMANITY」や、JRの『JR, The Chronicles of Kyoto, 2024』、マーティン・パーの『Small World』を反映させ、参加者に自分の都市にレンズを向ける挑戦を促します。マスタークラス前に準備として、参加者は自分が居住する都市の風景を写真と録音で記録し、それらの要素を編集・配置し、没入型のマイクロ都市インスタレーションへと変貌させます。

「Who Owns the City?」は、単なる技術的な演習にとどまらず、都市の風景が人間の経験に及ぼす影響や、また私たちがどのようにその風景を形づくるのかを問い直す機会です。写真家、都市探検家、あるいは単に興味を持つ人々にとって、このマスタークラスは周囲の都市を新たな方法で「見」「聞き」「考え直す」ための場を提供します。
重要なお知らせ
申し込み、問い合わせはmasterclass@kyotographie.jpまで

Lecturer 講師

  • カティア・ストゥーケ & オリバー・ジーバー

    カティア・ストゥーケ(1968年生)とオリバー・ジーバー(1966年生)は、ドイツ・デュッセルドルフを拠点に活動する写真家兼アーティストです。彼らの活動は多岐にわたり、写真家・アーティストとしてだけでなく、展覧会のキュレーターや企画者、アーティストブックのデザイナーおよび出版者としても知られています。

    2005年以降、彼らは海外での活動を積極的に行っており、大阪、東京、パリ国際芸術都市(Cité Internationale des Arts Paris)、シカゴ、ロッテルダム、重慶、サラエボ、トロントなどで滞在制作をしています。2017年には、アルル国際写真フェスティバル(Rencontres d’Arles)の LUMA Rencontres Dummy Book Award を受賞。2014年には、オリヴァー・ジーバーの Imaginary Club が Paris Photo/Aperture Foundation PhotoBook Awards にて「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。また、彼らの多くの作品が アルルのブック・オブ・ザ・イヤー賞 の最終候補に選ばれています。

    カティア・ストゥーケとオリヴァー・ジーバーの作品は、公私のコレクションで収蔵されています。教育活動にも携わり、これまでに FHドルトムント や フォルクヴァング芸術大学 で教鞭をとってきました。現在は HSD Peter Behrens School of Arts(デュッセルドルフ) と CEPV(ヴヴェイ) にて「International Perspectives」を担当しています。

Date 日時

2025.4.1910:30–17:30

Venue 会場

TIME'S 3階

住所

京都市中京区三条通河原町東入中島町92番

アクセス

地下鉄東西線「三条京阪」駅、または京阪本線「三条」駅 徒歩3分

Fees 料金

15,000円

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