
Clothed in Sunny Finery, Okayama, 2018 © Keijiro Kai
甲斐啓二郎が世界各地で撮影する祭りは非常に「身体的」です。時には撮影に必要な距離さえも犠牲にしトランス状態の人間の表現の生々しさに身を投じます。これらの実践に完全に没頭することで写真家と被写体の境界を曖昧にし、みる人に活気に満ちた激しい祭りの一部であるかのような感覚を与える写真を撮ります。彼のアプローチは、「私たち」と「彼ら」の境界に挑戦し、人間の存在についての深い考察を促します。このマスタークラスでは、距離、知覚、視点など、参加者が持つ障壁を打ち破る方法を探り、人間の本質の身体性に取り組むことで、新しい強力な視覚表現につながる方法を学びます。
富士フイルム株式会社のGFXシリーズ最新機種「FUJIFILM GFX100RF」を使用するマスタークラスです。

Supported by Fujifilm
富士フイルム株式会社のGFXシリーズ最新機種「FUJIFILM GFX100RF」を使用するマスタークラスです。

Supported by Fujifilm
- 重要なお知らせ
- 申し込み、問い合わせはmasterclass@kyotographie.jpまで
Lecturer 講師
-
甲斐啓二郎
1974年福岡県生まれ。2002年東京綜合写真専門学校を卒業。現在、同校非常勤講師。
DaeguPhotoBiennale(韓国、2016年)、TaipeiPhoto(台湾、2018年)、NoorderlichInternational Photography Festival(オランダ、2019年)、T3 Photo Festival Tokyo(東京、2024年)などのフェスティバルやグループ展に参加。個展多数。写真集に『ShroveTuesday』(TOTEMPOLEPHOTOGALLERY、2013年)、『手負いの熊』(TOTEMPOLEPHOTOGALLERY、2016年)、『骨の髄』(新宿書房、2020年)、『綺羅の晴れ着』(ZEN FOTO GALLERY、2023年)がある。
2016年、写真展「手負いの熊」「骨の髄」で第28回写真の会賞を受賞。2020年、写真集『骨の髄』にて、第20回さがみはら写真賞を受賞。2021年、同写真展にて第45回伊奈信男賞を受賞。
Date 日時
2025.4.2610:00–17:00
Venue 会場
doué 2階
- 住所
-
京都市中京区富小路通三条下ル朝倉町539番地 2F
- アクセス
-
阪急烏丸駅12番出口から徒歩約6分
阪急京都河原町駅11出口から徒歩約6分
京都市営地下鉄烏丸御池駅5出口から徒歩約7分
Fees 料金
15,000円