スペイン語
(日本語通訳あり)
グラシエラ・イトゥルビデ × エレナ・ナバロ × マウリシオ・ロチャ・イトゥルビデ「グラシエラ・イトゥルビデ」
要予約
無料
- 2025.4.12
- 13:00―14:30
京都市美術館 別館

Mujer ángel,1979, Sonoran Desert, Mexico © Graciela Iturbide
- 重要なお知らせ
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* 本イベントには、パスポート又は単館チケットが必要となります。
* 本イベント終了時にはグラシエラのブックサイニングを行います。
* ツアーに参加を希望される方は開始時間の15分前に会場の受付にお集まりください。
Speakers Speakers
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グラシエラ・イトゥルビデ(KYOTOGRAPHIE 2025 アーティスト)
1942年メキシコシティ生まれ。1969年にメキシコ国立自治大学の映画研究センターで映画を学び、高名なメキシコ人写真家マヌエル・アルバレス・ブラボの影響を受ける。
故郷メキシコの地域社会を撮影したモノクロ写真で知られ、1979年に出版した写真集『Juchitándelas Mujeres』は、彼女の生涯にわたるフェミニズム支援のきっかけとなった。イトゥルビデは、メキシコのソノラ砂漠やフチタンデサラゴサをはじめ、キューバ、パナマ、インド、アルゼンチン、アメリカなど世界各地にて撮影を行っている。
ハッセルブラッド国際写真賞、ウィリアム・クライン賞、メキシコ市芸術科学国家賞など数々の賞を受賞。
KYOTOGRAPHIE2025では、日本における初の大規模個展を開催する。 -
エレナ・ナバロ(キュレーター)
エレナ・ナバロは、メキシコシティとマドリードを拠点に写真キュレーター、プロデューサー、コンサルタント、そしてマネージャーとして活動している。写真の思索、発信、制作のためのプラットフォームである国際写真フェスティバル「FOTOMÉXICO」の創設者兼芸術監督を務める。以前はメキシコシティのCentro de la Imagenのディレクターを務め、その後2020年にラテンアメリカの人々の日常生活に現代写真をより浸透させることを目的とした、非営利団体「Espacio V」を設立。
エレナ・ナバロはこれまでのキャリアを通じて、写真とイメージ制作の文化的エコシステムに関わる機関、美術館、公共・民間コレクション、さらにアーティストやクリエイターの協力関係を築き、強化してきた。特にこの10年間は、メキシコおよびラテンアメリカの女性アーティストやクリエイターの作品がヨーロッパ、アメリカ、さらには世界で広く認知されるよう取り組んでいる。
また、さまざまな賞の審査員、ノミネーター、ポートフォリオレビューアーを務め、2022年にはニューヨークで開催されたMagnum Photos 75周年記念プロジェクト の文化ディレクターを担当。現在はParis Photo のラテンアメリカおよびスペインのアンバサダーを務めており、2024年には同フェアの新セクター Voicesのゲストキュレーターとして招かれた。 -
マウリシオ・ロチャ・イトゥルビデ(セノグラファー/建築家)
マウリシオ・ロチャ・イトゥルビデ(1965年生まれ)は、1991年にメキシコシティを拠点とする建築事務所 「Taller de Arquitectura | Mauricio Rocha 」を設立。30年以上の経験を持ち、その背景と環境に深く配慮した現代建築の創造に取り組んでいる。
Taller は、小規模なプロジェクトから大規模な公共空間まで幅広いスケールで設計を手がける。地域の素材と最先端技術を融合させることで、コンテクスト、建築類型、ユーザーのニーズを考慮しながら、品格と質を兼ね備えた建築を実現している。
その功績は広く認められ、国内外の建築ビエンナーレで金賞・銀賞を受賞。ニューヨーク建築リーグの「Emerging Voices Award」 や フランス建築アカデミーの「Médaille d’Or Palmarès」(2019年)など、多くの栄誉に輝いている。
2023年には「Mies Crown Hall Americas Prize (MCHAP)」を受賞し、アメリカ大陸における優れた建築作品として評価された。
Date 日時
2025.4.1213:00–14:30