映画「シード〜生命の糧〜」:英語/日本語字幕
トーク「種の行方、農業の行方」:日本語
トーク「ダビ・コペナワからのメッセージ」: ポルトガル語/日本語(通訳あり)
Speakers
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小林 舞(京都大学大学院経済学研究科 特定助教)
米国スミス大学卒業後、カリフォルニア州や中米のニカラグアで、環境教育や農業に携わり、アグロエコロジーを学ぶ。京都大学地球環境学舎にて修士・博士課程修了。 2016年より総合地球環境学研究所の「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築—食農体系の転換に向けて」(通称FEAST)プロジェクトの研究員として働く。2021年より現職。未来における小規模農業の可能性や豊かで健全なフードシステムのあり方などを日本とブータンをフィールドに日々探求している。
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渡辺 民(つくだ農園)
株式会社ヴィレッジトラストつくだ農園 勤務
1982年京都府出身。2009年同志社大学総合政策科学研究科修士課程卒。2006年大原に移住し、夫とともにつくだ農園を立ち上げる。2009年から3年間「里の駅大原」に勤務。主に、農業体験企画を担当。つくだ農園は2009年に有機JAS認証を取得。第1子出産後「里の駅大原」を退職し、2012年からつくだ農園専業に。畑仕事のほか年間を通じて加工品製造を行う。また、Webサイトの管理運営、2017年に法人化後はコーポレート部門も担当している。つくだ農園は現在従業員数11名で、これまでに10名の研修生を受け入れ独立をサポートしてきた。2024年4月、古民家を再生した新拠点「野庵」を大原小出石町に開扉。出荷作業、加工品製造、直売所、体験などのできる複合機能のある施設で、今後、有機農業の新たな広がりにつながる活動を展開する予定。 -
山田耕一(YAMADA FARM)
天保元年(1830年)創業。
京都伏見で水と土にこだわって、桃山大根、堀川牛蒡、九条太葱の原種、京都在来の酒米「祝米」など40種類以上の固定種、在来種の種を採り育てています。また京都市内を中心とした料理人からの要望を受け、年間200種類以上の野菜を栽培しています。
古都の自然や文化、伝統に根ざした安全で美味しい野菜をお届けします。
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カポエィラ アンゴーラ インジンガ 京都 "ビリンバウ オーケストラ"
今回ビリンバウ オーケストラとして演奏をするカポエィラ アンゴーラのグループ インジンガ。京都市内を拠点として子供から大人まで男女多様なメンバーで活動しています。主にブラジルの北東部バイーアからくるアフロブラジルの伝承文化であるカポエィラ アンゴーラ。その中でも重要な音楽で用いられる弓矢のような主楽器:ビリンバウによってリズムを奏で、今回は祈りを捧げます。
Speakers
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ダビ・コペナワ(ヤノマミリーダー、シャーマン、フトゥカラ代表)
ダビ・コペナワ(1956年頃、マラカナ地方モラ・マヒ・アラオペ村生まれ)はシャーマンであり、またブラジルのヤノマミのオピニオンリーダーとして彼らの権利と土地を守り続けている。 彼の母親は、アメリカのNew Tribes Mission(世界各地の先住民族・少数民族への布教に特化した活動を行うキリスト教福音派教団)の宣教師が彼らの村に持ち込んだ麻疹の流行で死亡した。この宣教師は、彼にダビという洗礼名を与えた人物でもあった。コペナワ(狩り蜂の一種コペナに由来する)は若い頃、非先住民のもとで働くためにヤノマミの土地を離れた。15歳の時、先住民族のための施策を担うブラジル連邦政府機関、国立先住民族基金(FUNAI)で案内役兼通訳として働き始めた。1970年代に自身のコミュニティに帰還。1980年代以降、コペナワは世界中を飛び回り、ヤノマミの土地の法的権利の承認と先住民の保護を訴えてきた。彼はラテンアメリカで最も重要な先住民族リーダーの一人である。彼の言葉は、人類学者ブルース・アルバートとの共著『The Falling Sky: Words of a Yanomami Shaman』(Belknap Press , 2013年)の出版によって、新たに世界中の読者を獲得した。本展では、彼の言葉や著書からの引用が随所に登場する。
日時
2024.4.2010:30–17:30
Earth Day in Kyoto オープニングイベント
10:30- 12:10 映画「シード〜生命の糧〜」
2016年、94分、アメリカ
監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
13:30-15:00 トーク「種の行方、農業の行方」
15:30-15:50 パフォーマンス「ビリンバウ オーケストラ」
16:00-17:30 トーク「ダビ・コペナワからのメッセージ」
会場
QUESTION 4F
- 住所
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京都市中京区下丸屋町390-2
料金
無料