ポルトガル語/日本語(通訳あり)
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- 本イベントには、パスポート又は単館チケットが必要となります。使用済みチケットはご利用出来ませんのでご注意下さい。
Speakers
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チアゴ・ノゲイラ(キュレーター、IMG現代写真部門主任)
チアゴ・ノゲイラ(サンパウロ/ブラジル 1976年生)はモレイラ・サレス研究所の写真部長で、ZUM photography magazineの編集長。手がけてきた展示や図録に、クラウディア・アンドゥハル「ヤノマミ」(2018-2022)、ウィリアム・エグルストン「American Color」(2015)「Body Against Body: the battle of images from photography to live streaming」(2017)、マウロ・レスティフ「São Paulo, Beyond Reach」(2014)などがある。他にも『Aperture magazine』のサンパウロ市特集号(2014)の編集や、2014年のブラジルワールドカップのOffsideプロジェクトをMagnumと共同キュレーションを行った。2019年にハッセルブラッド国際写真賞の審査員長も務める。モレイラ・サレス財団にて2022年に開催された、森山大道の大規模個展である「Daido Moriyama: a retrospective」展を手がけた。
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ダビ・コペナワ(ヤノマミリーダー、シャーマン、フトゥカラ代表)
ダビ・コペナワ(1956年頃、マラカナ地方モラ・マヒ・アラオペ村生まれ)はシャーマンであり、またブラジルのヤノマミのオピニオンリーダーとして彼らの権利と土地を守り続けている。 彼の母親は、アメリカのNew Tribes Mission(世界各地の先住民族・少数民族への布教に特化した活動を行うキリスト教福音派教団)の宣教師が彼らの村に持ち込んだ麻疹の流行で死亡した。この宣教師は、彼にダビという洗礼名を与えた人物でもあった。コペナワ(狩り蜂の一種コペナに由来する)は若い頃、非先住民のもとで働くためにヤノマミの土地を離れた。15歳の時、先住民族のための施策を担うブラジル連邦政府機関、国立先住民族基金(FUNAI)で案内役兼通訳として働き始めた。1970年代に自身のコミュニティに帰還。1980年代以降、コペナワは世界中を飛び回り、ヤノマミの土地の法的権利の承認と先住民の保護を訴えてきた。彼はラテンアメリカで最も重要な先住民族リーダーの一人である。彼の言葉は、人類学者ブルース・アルバートとの共著『The Falling Sky: Words of a Yanomami Shaman』(Belknap Press , 2013年)の出版によって、新たに世界中の読者を獲得した。本展では、彼の言葉や著書からの引用が随所に登場する。
日時
2024.4.1317:00–18:30(定員に達しました)
会場
京都文化博物館 別館
- 住所
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京都市中京区三条高倉
- アクセス
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地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
料金
無料