川内倫子 × 潮田登久子 × 竹内万里子「撮り続けること、自由であること」
With the Support of KERING'S Women In Motion

無料

2024.4.13
11:00―12:30

QUESTION 4F

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Left: ©︎ Rinko Kawauchi Right: ©Tokuko Ushioda, Courtesy PGI

本トークイベントでは、川内倫子と潮田登久子の写真家としての様々な側面にスポットを当てます。「撮り続けること/自由であること」というタイトルにあるように、ファインダーを通して世界を切り取ることを生業とする彼女たちは、「カメラ」という小部屋を手にすることで、何者にも制御されない自由な時間を得ることができました。長い年月をかけて写真を撮り続けているうちに、見えてきた自由。このような感覚を至るまでのこと、撮るようになったきっかけや写真家を志すことになった転機、制作においても新しく何かを撮りはじめるタイミングなどについて対話をします。また、今回KYOTOGRAPHIEで共同のテーマで展覧会を作り上げたこと、そのプロセスで写真家として女性として、お互いが持った印象などにも触れます。

Speakers Speakers

  • 川内倫子(KYOTOGRAPHIE 2024 アーティスト)

    1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワードのOutstanding Contribution to Photography(特別功労賞)を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011)、『あめつち』(2013)、『Halo』(2017)など。近刊に写真集『やまなみ』(2022)「いまここ」(2023、谷川俊太郎との共著)がある。2022-2023年に東京オペラシティ アートギャラリーと滋賀県立美術館で個展「川内倫子:M/E--球体の上 無限の連なり」を開催した。

  • 潮田登久子(KYOTOGRAPHIE 2024 アーティスト)

    1940年、東京都生まれ。1963年、桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業。同研究所で写真家・石元泰博、大辻清司の指導を受け、写真家の道に進む。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所及び東京造形大学で写真の講師を務める。1975年頃よりフリーランスの写真家。代表作にさまざまな家庭の冷蔵庫を撮影した『冷蔵庫/ICE BOX』、書架に在る書籍を主題とした『本の景色/BIBLIOTHECA』などがある。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞、2019年に桑沢特別賞受賞。2022年、写真集「マイハズバンド」がParis Photo–Aperture PhotoBook Awards、審査員特別賞受賞。

Moderator Moderator

  • 竹内万里子(写真評論家、写真批評家、京都芸術大学教授)

    © 堀井ヒロツグ

    © 堀井ヒロツグ

    2008年フルブライト奨学金を得て渡米し米国の写真教育を調査。2008年「パリフォト」日本特集ゲストキュレーター、2016年ドバイフォトエキシビジョン日本部門キュレーターなど。単著に『沈黙とイメージ 写真をめぐるエッセイ』(2018)、訳書に『あれからールワンダ ジェノサイドから生まれて』(ジョナサン・トーゴヴニク、2020年)などがある。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、現在、京都芸術大学大学院芸術専攻専攻長・教授。京都在住。

Date 日時

2024.4.1311:00–12:30

Venue 会場

QUESTION 4F

住所

京都市中京区下丸屋町390-2

Fess 料金

無料

Language 言語

日本語

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