対談「続・ウクライナ戦争の最前線から‒‒ロマ⺠族が直面するBORDERをめぐって」

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2023.4.30
11:00―12:30

八竹庵(旧川崎家住宅)

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昨年のトークイベントに引き続き、写真家でジャーナリストの小原一真が、現在も混迷を極めるロシア軍によるウクライナ侵攻の影響を報告します。
小原は、昨年3月にポーランドでウクライナ難民の取材を行った後、ウクライナ戦争の被害の中でも焦点の当たりづらい少数民族の撮影をウクライナ、チェコ、モルドバ、ポーランドで継続して行ってきました。ヨーロッパで約1000万人いると言われているロマの人々は、何世紀にも渡り迫害と差別を受けてきました。ウクライナには約40万人のロマ民族が住んでいるとされていますが、戦禍を逃れたロマ民族も避難先で差別にあったり、無国籍状態にあるためにウクライナから避難することさえ出来ない人々がいます。国境、民族の間に横たわる複雑な「BORDER」をキーワードに日本の報道ではあまり見られないウクライナ戦争の側面に焦点を当てます。

Speakers Speakers

  • 小原一真 (写真家・ジャーナリスト)

    1985年岩手県生まれ。写真家、ジャーナリスト。ロンドン芸術大学フォトジャーナリズム修士課程修了。2011年3月、震災直後にリース会社を退職し津波、原発被災地の撮影を始める。福島第一原子力発電所の作業員として原発内部の撮影も行った。2012年、東日本大震災と福島第一原発・原発作業員を記録した写真集『RESET』(ラースミュラー出版/スイス)を刊行。その後、第二次世界大戦における日本の子どもたちの歴史を表現した『Silent Histories』(2014)、長期的視野からチェルノブイリ原子力発電所事故を記録した 『Exposure/Everlasting』(2015)、ビキニ水爆実験の被害者を表わした『Bikini Diaries』(2016)など 戦争や核などの災禍の中で見えなくなっていく個に焦点を当てた作品を精力的に発表。世界報道写真賞を始め、国際的な賞を多数受賞する。2020年には米ナショナルジオグラフィック協会より助成を受けて、コロナ禍の最前線で働く看護師・介護士による看取りの記録を続けている。

  • 仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同創設者・共同ディレクター)

Date 日時

2023.4.3011:00–12:30

Venue 会場

八竹庵(旧川崎家住宅)

住所

〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340

アクセス

地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅 6番出口から徒歩5分
地下鉄烏丸線「四条」駅または阪急「烏丸」駅 22・24出口から徒歩8分

Language 言語

日本語

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